今夜も満月

神宮寺レン担、シャイニング事務所に生かされてる。根っこにJ事務所。時々H!P。

【受け入れることが上手い人】祝・愛島セシル!

セシたんハッピーバーーーースデーーー!!!!!

最近はめっきり聞かなくなったが、私がアイドルを好きになった中学生当時は″副担″というものがあった。担当の次の人、つまり副担当。プロフィール等に書いているわけでは無いが、私の副担はセシルだ。担当の定義について話すときっと長くなるので今回は端折るが(いつか書きたい)、私にとって副担当とは、「自担がもしも居なかったら担当になっていた人」だ。それくらいセシルが愛おしい。

愛島セシルは、アグナパレスと日本のハーフであり、アグナパレス国の王子でもある。アイドルとしてデビューするのには、そんな肩書きすら必要なのか!とビックリしたのを覚えている。王子が日本に来ていいのか、アイドルやってていいのか。私の頭の上には漫画みたいにハテナマークが飛んでいただろう。でもまぁ…活動出来てるし、平気なのだろう。アグナパレスの国家事情はよく分からない。日本のことも分からないが。

そんなドデカイ肩書きを持ったアイドルは、もう目が離せないほどキュートだった。なんだなんだ??母性本能をくすぐられるとはこのことか??!

セシルは、受け入れるということがとても上手な人だと思う。
日本人とのハーフだけど、国家の人間で居なければならないこと。遠い日本にたった一人で来たこと。ST☆RISHに途中加入すること。日本に居るのに日本人では無い先輩と暮らすこと。そもそも王族の人間がこうして芸事をすること。
置き換えるのもおこがましいかも知れないが、私がその立場だったらきっと、堪えられないだろう。音楽を愛する国に生まれ育ったから、それだけでアイドルをやれるだろうか。それも異国の地で?

度量がある。器が大きい。
他の人とは一回り違うと感じる。

育ちの良いメンバーは居るけど、セシルはやっぱり別格で、彼を纏う空気は軽やかで穏やかだ。プリンスというのに相応しい佇まい。しかし、だからこそ、異国の地・日本で奮闘する姿がどうしようもなくチャーミングだ。穏やかで、大きな器を持った王族が、単語帳にせっせと日本語を書くか?ラーメン食べて火傷したからって、熱いものを食べる修行をするか?というかよそ見して歩いてて電柱にぶつかるか??そもそも王族って自分の足で道路歩くか??そんなドジなところや一生懸命努力する姿を、惜しみなくこちらに見せてくれる。(事務所のやり方とは分かっていても)降参だ。ギャップ。やはり人はギャップに膝をつくのだ。

セシルを見ていると、自分を好きになれる気がする。なんだろう、遠い存在のはずなのに、すぐ目の前に来て手をとってくれる。何があっても、人を…音楽を…愛する気持ちがあれば大丈夫。その大丈夫は、何も根拠は無い筈なのに、不思議と大丈夫な気がする。だってセシルは、めまぐるしく変わる環境をあんなに楽しそうにしている。その姿を見ていたら、私の今の環境なんて、なんてことない。セシルを見て、彼の紡ぐ曲を聴いていれば、私もちょっとは愛することが出来る気がする。彼ほど上手くは受け入れられなくても、その力をほんの少し分けて貰える気がする。強い人なのに、寄り添える優しさを持っている人。それを惜しむことなく分け与えてくれる人。それが私が見ているセシルだ。前向きさの中に穏やかさが同居している。
セシルの曲を聴いていると、たまにどうしようもなく、泣きたくなるときがある。でも彼は、きっとそれを受け入れてくれる。まぁるい歌声で寄り添ってくれる。そんなときまた、セシルは大きい人だなぁと実感する。


いくつになったのか、分からないことがファンとしてはとても、寂しい限りですが、きっと年齢という概念なんて小さなものなのでしょう。大切なのは数字ではなく、重ねた時間そのもの。今年もセシルが産まれたことを、祝うことが出来てとてもとても嬉しいです。出会えたことが何よりの奇跡。どうか少しでも多く、彼の活躍が見られますように。
いつも寄り添ってくれて、ありがとう。

セシたん、
お誕生日おめでとうございます。
大好きです。


みつき



追記:
書き終えて公開してから、なんか違う気がする、と気づいた。読み直したときには思わなかったのに。
セシルは、受け入れることが上手いというか、元々のキャパシティーが大きいから少し入ったところで動じないというか…。結果、それが上手さに転じてるのかなと。小さい人はいちいち気になっちゃうから受け入れること自体が難しいんだよね。それは仕方のないことでもある。
でもセシルが大きいからって、それに甘えっぱなしはどうかとも思う…(ファンは許されるだろうけど)(それが彼のアイドルとしての在り方でもあると思うのから)だから、シャイニング事務所がセシルに寄り添ってくれる環境であるといいなぁと強く思う。