今夜も満月

神宮寺レン担、シャイニング事務所に生かされてる。根っこにJ事務所。時々H!P。

【アイドル寿嶺二をプロデュースする男】祝・寿嶺二!

本日7/13は、カルテットナイトの寿嶺二28歳の誕生日〜〜〜!!!嶺ちゃんおめでとマッチョッチョ〜〜〜!!!!

祝と寿が並ぶと、字面がとてもめでたいね。もう28歳か〜。子役デビューの嶺二は10歳で芸能界デビュー。今年で芸歴18年だね。18年前…私はPUFFYとかに夢中だったかな…どっちにしろ記憶なんか無いくらい幼い時だったわけで。音也や後輩達からしてみれば、物心ついた時から嶺二はテレビの中の人だったということ。嶺二本人や、何より私たち視聴者がよく分かると思うが、子役デビューした時はなかなか売れっ子だった嶺二だが、その後4.5年くらいで徐々に活動の場を失っていった。子役から生き残ることは難しい。15.16歳くらいになると、ティーン雑誌デビューや学園ドラマデビューの若手などで、一気に人口も増える。高校進学は、普通の生活に憧れて芸能界を去るには、いいタイミングでもある。仕事が無くなってきた嶺二に、早乙女学園進学を勧めたのはお母様だったそう。まだ創設したばかりの早乙女学園に入学した嶺二は、そりゃあもう可愛い容姿だった。最近よくテレビでも見るし、先日書いた記事の通り、昨年度の早乙女学園のプロモーションビデオでも見ることが出来る。こんなルックスの若手俳優すら仕事が無くなるんだから、(本人のやる気や事務所のやり方もあっただろうが)芸能界ってなんて厳しいんだろうと思う。無事早乙女学園も卒業した嶺二は、あの日向龍也のマスターコース後輩になる。ひ〜〜〜!!その頃って、日向龍也も売り出し中バリバリの時期じゃない??マジンダーのファーストシーズンやってたのってこの頃(今から約10年前)じゃなかった???と、思い返してビックリ。そんな中マスターコースっていう制度が始まり後輩も教えていくことになるんだから、早乙女学園及びシャイニング事務所のハードさがうかがえる。日向龍也すげぇ。(ちなみにケン王がヒットして波に乗っていた時期には教職が始まり、殺人的スケジュールだったとか。日向龍也すげぇ。)
龍也さんの下につきながら、アイドルとして芸能界に身を置くことに腹を括った嶺二はキュートなルックスとオーバーなリアクションの元気系アイドルとしてソロでポジションを確立していき、落ち着いてきたと思ったら、今は、ご存知の通りカルテットナイトとしてグループアイドルをしている。カルナイは期間限定のグループだったはずが、好評だからって続行。私は嬉しいけど、カルナイは個々のオンリー担も多いから、そこのところは賛否両論だろう。
嶺二はシャイニング事務所の中でも群を抜いて″芸能人″という印象がある。親しみやすいおちゃらけキャラで、「ザギンのシースー」なんて業界ぶったりして笑いを誘うが、そういう事ではない。他のカルナイメンバーやST☆RISHと比べ、トークなどの安定感が違うのだ。芸歴が長いのもあるし、何より寿嶺二のキャラクターとして、バラエティー番組の場数が多い。レギュラーで持っている番組の他に、ゲストで呼ばれる事もとても多いのだ。スタジオでクイズ番組に出ても、顔が広くボケもツッコミも出来る。ロケでお馬鹿企画に臨んでも、番組スタッフと和気あいあいしている様子が分かるし、きっちり笑いを取るだけで無く持ち前の運動神経で盛り上げることも出来る。嶺二を知っていくうちに、彼が器用なことは確かだが、これは彼が勝ち取ってきたスキルと人脈なんだと分かった。私たちには見えないところで、たくさんの戦いがあって、それに勝って得たポジション。勝手なことを言って、ソースどこだよ!と言われると出せなくて困ってしまうが、私が嶺二を見てきた3年間で、何となくそんな気がしている。伊達に芸歴が長いわけじゃなく、その得たカードの使い方が上手いところが、嶺二を芸能人だと感じるところなんだと思う。

私が知ってる寿嶺二は基本的に「良いお兄さん」だ。スタオタなので、嶺二は音也とトキヤの先輩であり、カルナイの最年長で実質リーダーという認識。本人も「お兄さん」という一人称を使うところをよく見る。でも、いくらお兄さんぶったところで、日向龍也はもちろん、芸能界には嶺二より年上の先輩がたくさんいる。本人の兄弟構成はお姉さんが1人なので、お兄さんでは無い。彼が自らを「お兄さん」というのをテレビ等で見るようになったのは、ST☆RISH面々がデビューしてからではなかっただろうか。フレッシュな新人が学園異例のグループデビュー。自分は人気も落ち着いてきて三枚目キャラクターになっている。アラサーにもなる。こういった条件が揃って、事務所やアイドル業界での立ち位置を考え直したんだろうと思う。事務所の年長者 日向龍也は、もともと熱血な兄貴分キャラだったし、学園の教師を始めたことも公言していたから、後輩が出来ようが年齢を重ねようが立ち位置は確固たるものだった。月宮林檎は言わずもがな、女装アイドルという類を見ないキャラクターなのでそんな心配も無い。上の二人を見て、じゃあ自分は?と振り返ったときに、年上のファンからは【「可愛がりたくなるキュートなおちゃらけキャラが、大人の魅力を身につけ始めた」という過程すらショーにすること。】同年代のファンからは、【「いつもは盛り上げ役の彼が、急に男っぽく見えない?」というギャップを。】そしてバラエティではよく見ていたけど、″アイドル″としての認知度が低かった中高生のファン層を増やすには、【「こんなお兄さんが欲しい」「こんな大人の男の人と付き合いたい」という甘酸っぱい憧れの対象に。】この3つを手中に収めるために、「お兄さん」を自称していったのではないかな、と考える。結果、一十木音也なんかは特に、「れいちゃん」と呼び兄のように慕っているし、それが視聴者にも伝わっている。嶺二の思惑通りなのではないだろうか。
ST☆RISHのデビューを考えると、嶺二が25歳頃にお兄さんを自称するようになっていたと思われるが、25歳と28歳じゃあ印象は変わるだろう。30という年齢が迫っていて、名実共に「若手」とは言えなくなっている。お兄さんキャラでしばらく安泰だと思われるが、まだまだアイドル人生は長いはず。これからもたくさんの選択肢を迫られ、その都度選び抜いていくことになるだろう。私は、そのとき嶺二が一番キラキラ出来る選択をして欲しい。嶺二にはプロデュースする力があるから、アイドル寿嶺二を惜しみなくプロデュースして欲しい。そうして渡された寿嶺二を、私はこの先も愛していきたい。いつまでもアイドルでいてね。大好き。
今夜はまいらす、リアタイ視聴しようかな。唐揚げでも買ってきてさ。28歳の寿嶺二が幸せでありますように。
お誕生日おめでとう。


みつき