今夜も満月

神宮寺レン担、シャイニング事務所に生かされてる。根っこにJ事務所。時々H!P。

マイケルインジャパンお好み焼き回感想

「マイケル イン ジャパン」が面白すぎる。なんだこれは。神宮寺レンとカミュがコメディドラマやるって、どうなってしまうんだ!?と思ったけど、この、見てられないのに面白くて抗えない感じ、なに。
カミュは、カルテットナイトのメンバーで、「執事アイドル」としてファンをお嬢様、旦那様と呼び、柔らかな空気と一歩近寄りがたい高貴さをキャラクターとして売っている。カルテットナイトとしてグループ活動することになってもその姿勢は崩さず、メンバーの黒崎蘭丸からはしょっちゅう「胡散クセェ」と口を歪められている。シルクパレス人ということもあり、実年齢よりかなり大人びて見えるが、嶺二はもちろんランちゃんよりも年下である。そのため、執事アイドルの割にランちゃんに挑発されると、丁寧な口調とは一見、意地悪な子どもっぽい顔が出る。グループ活動するようになって、他のメンバーもだが、カミュが一番素の表情を見せてくれるようになったと思う。あからさまには出さないが、だからこそチラッと見せるカミュの素の表情はヲタ心をくすぐる。
そんな、執事アイドルカミュ、が。レンくんはなんだかんだ言って、ST☆RISHでボケるときも見てるし、そもそも愛の伝道師ってドヤ顔で言ってくるし。でもカミュカミュってあんなキャラクターも出来るのか。いや演じるのは出来る、しかし事務所NG…もとい本人NG出てないことが一番の驚きだ。本気で心配した。高貴な執事アイドルなんだから、仕事選んでもいいよ…?カミュ担はどう思ったのか…?語りたすぎる。
「マイケル イン ジャパン」。バラエティー番組内のミニドラマが好評で、深夜の15分枠として独立した。有能なのにゆるーい日本語を話すため、成績が安定しない外国人ビジネスマンのマイケルにカミュ。彼のゆるゆるな日常を描いたドラマで、その時々ゲストが出るのだが、彼の悪友で愉快なイタリア人レオナルドに神宮寺レンが抜擢された。この回はツッコミ不在でいくの??と心配になったけど、まあ面白かったから良し。友人役とだけあって、準レギュラーに収まってとても有り難い。
今回はマイケルがお昼ご飯にジャパニーズオコノミヤキを作るという回。半裸のレオナルドは意気揚々と挑むけど、結局マイケルが心配した通り油が跳ねてアチチチって言うベッタベタなオチ。因みに私が一番好きなのは、マイケルの「チョーカンゲイ!」の絶妙なテンション。超って、カミュがチョーって(笑)脚本を書いてる人分かってるわー。カミュもこんな外タレ感出せたんだな、面白いのにしみじみしてしまった。外国人役が出来るレンくんの彫りの深さだし、彼は半裸だけど、自称するだけあってほんとにギリシャ彫刻のような美しい裸体だし。知ってはいたけど胸板しっかりしてる…肌も程よく焼けてる…二の腕のガッチリ具合やっぱ最高…。と舐め回すように見させてもらった。カミュはビジネスマン役だからさすがに脱いで無かったけど、スーツ似合うなぁ。こんなに仕事が出来そうな格好しておいて片言の日本語喋ってくる。
意外な一面を出す、ということは愛されることの手段だと思う。カミュもレンくんも、ソロアイドルとしてもやっていける素質がある。ビジュアル面や歌唱力は勿論、キャラクターも確立している。でも、そんな二人はグループアイドルの一員だ。グループアイドルの強みは、メンバーだからこそ出せるその人の一面が見れること。実年齢より大人っぽい2人は、グループにいることで少年っぽい一面を見せてくれるようになったし、グループがあるからこそ、こういうコメディも出来ると思う。一人だとそのイメージがブレることは立ち位置がブレることにも繋がるが、グループにいると、どんなキャラクターを出してもグループに戻ればその立ち位置がある。安心して外にいくことが出来るのではないか。
2人は事務所の企画でデュエットをしたこともあるし、プライベートでもレンくんは、カミュをとても慕っていることが分かる。そんな相手なら、コメディドラマだって安心して頑張っていけると思う。これからも2人の意外な一面が発見出来るのでは無いかと、これからもクスクスしながら見たいと思う。